内容説明
厳しいしきたりのもとにロンドンで祖母と暮らしてきた孤独な娘セリーナが、父を求めて出向いた、遠くスペインの小さな島で、明るい太陽の日差しのもと、様々な出来事に出会っていく…。第二次大戦後間もなく、ロンドンとスペインの小さな島を舞台に、心の傷を乗り越えて、不器用だが自分らしく生きようとする人々の姿が描かれている。
著者等紹介
ピルチャー,ロザムンド[ピルチャー,ロザムンド] [Pilcher,Rosamunde]
1924年9月22日、イギリスのコーンウォールに生まれる。第二次世界大戦時は、英国海軍婦人部隊に入隊し、セイロン(現在のスリランカ)に配属になる。そこで婦人向け雑誌に偽名を使って短編小説を書く。戦争が終わって1955年から本名で執筆するようになった。2002年大英帝国勲章(OBE)受章
野崎詩織[ノザキシオリ]
1962年東京生まれ。1985年、中央大学文学部ドイツ文学専攻科卒業。メーカー勤務のかたわら、バベル翻訳学院にて翻訳を学ぶ。1989年、ドイツのゲーテ・インスティトゥート・フライブルクへ留学、研鑽を積む。その後、ドイツ語学院ハイデルベルク勤務のかたわら、ドイツ語習得に勤しむ。1995年、主人のデュッセルドルフ駐在に伴い渡独、ドイツをはじめヨーロッパで見聞を広める。現在はモンテッソーリ教育の保育園にて、子供たちの早期教育や英語教育に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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