ぼくはサンタ

エイジー，ジョン【作・絵】〈Ａｇｅｅ，Ｊｏｎ〉/石井 ふみ/小峯 真紀【訳】/久保秋 里香【監訳】

バベル・プレス（2014/12発売）

• サイズ A4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 29cm
• 商品コード 9784894491533
• NDC分類 E
• Cコード C8798

内容説明

ちいさなサンタはほっきょくがだいすき。でもかぞくのみんなはほっきょくでのせいかつにうんざりしていました。フロリダにひっこしがきまって、サンタはしょんぼり。でもうんよくゆきあらしでひっこしはちゅうし。ところがおうちはゆきにすっぽりうもれてしまい、そとにでるにはえんとつをよじのぼるしかありません。というわけで、サンタがえんとつをよじのぼってたすけをよびにでかけます。そのとちゅう、サンタはトナカイ、そして、たくさんのこびとたちにであい…それからサンタはどうなったとおもいますか？つづきはよんでからのおたのしみ！

著者等紹介

エイジー，ジョン［エイジー，ジョン］ ［Ａｇｅｅ，Ｊｏｎ］
ニューヨーク出身の絵本・児童書の作家・イラストレーター。２００５年発表の“Ｔｅｒｒｉｆｉｃ”でニューヨーク・タイムズ・ベスト・イラストレイティッド賞を受賞

石井ふみ［イシイフミ］
児童期に渡英し、イギリスの初等教育を受ける。東京の私立中高等学校で学び、青山学院大学文学部英米文学科を卒業。外資系航空会社に勤務しながら通信教育で英日翻訳を学び、国内のゲーム会社に転職して社内翻訳通訳者として６年間勤める。フリーランス翻訳者

小峯真紀［コミネマキ］
東京都出身。都内の私立大学を卒業。主婦

久保秋里香［クボアキリカ］
群馬県出身。高校卒業後アメリカへ留学、美術史を学ぶ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業。翻訳コーディネーター、社内翻訳者として東京都内の翻訳会社に勤務後、翻訳者として独立。現在はフリーランス翻訳者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[annzuhime]

図書館本。サンタが子どもの頃はどんな子どもだったのだろう。寒いところが好きなサンタ。大雪の日に出会ったのはトナカイと小人たち。そっか。やっぱりサンタにもいろいろあったんだね。あの子どものサンタが今はどうなっているのか。娘たちはニコニコしながら想像していました。

2021/12/16

[ミーナ]

ほっきょくにすむサンタくんのおはなし。よむきっかけはわすれたけれど、かわいかった。ようちえんのころのわたしによませてあげたい。

2016/06/26

[あおい]

サンタといえばヒゲをはやしたおじいさん。でもこの物語はサンタが子供の頃、家族と一緒に北極で暮らしていた頃のお話。北極が大好きな普通の子供だったサンタはなるべくして今のサンタクロースになったんだ。子供サンタがかわいい。

2018/11/18

[遠い日]

サンタさんの子どもの頃を知りたい方は、どうぞ。北極が好きなサンタだからこその暮らしの好みは、家族と別れることになっても変えることはできなかった。それが、サンタの運命であり、行く道だったのだ。これまで読んだどのサンタクロースの本とも異なって、とってもユニークなサンタの本。こんなサンタがいてもいい。

2015/01/22

[いろ]

「ぼくのサイ」でゆるい感じが良印象のジョン･エイジーさん作Xmas絵本を見つけ借りたが，６歳男児「読まん。」最初は触りもせず； でも時間を置くと１人読み。読んでみると気に入り，自分が読む絵本棚へ絵本を移動させていて，何度か読み聴かせも希望w サンタが子供の頃のお話。サンタ以外の家族は北極が嫌い，フロリダへ引っ越す事になった矢先，大雪で家が埋まり，サンタが助けを呼びに行く事に！飛ぶトナカイや小人達に出会う場面は，何だか心がくすぐられて好き。サッパリした画風も心地よく，子供サンタの服装が何とも可愛らしい。

2015/01/12