尾崎放哉―ひとりを生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784894481961
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0092

内容説明

酒に溺れ、家族から離れ、社会から見捨てられた自由律俳人尾崎放哉。その放浪の生涯を、俳人でもある著者が温かな眼差しで綴った労作。代表句160句の鑑賞も併録。

目次

放哉の生涯―伝記篇(放哉への接近;家系と家族;文武両道のエリート;エリートコースへの道;失恋そして卒業;サラリーマンとして生きる;朝鮮から満州へ;京都・一燈園で修業;須磨寺の堂守として ほか)
放哉の秀句―鑑賞篇(代表句一六〇句)

著者等紹介

石寒太[イシカンタ]
1943年、静岡県生まれ。本名・石倉昌治。70年、「寒雷」に入会、加藤楸邨に俳句を学ぶ。現在、「炎環」を主宰。「俳句αあるふぁ」編集長。毎日文化センター、NHK俳句教室講師。日本文芸家協会、近世文学会、現代俳句協会会員
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感想・レビュー

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megu

1
尾崎放哉の句が好きな人や尾崎放哉が気になってる人は1番最後の章の鑑賞編だけでも読む価値があるとおもう。(もちろんそれより前の放哉の成り立ちもおもしろい) 放哉が晩年に近づくにつれて句の輝きが増していたような気もした。 「犬よちぎれる程尾をふつてくれる」「久し振りの雨の雨だれの音」「底が抜けた杓で水を呑もうとした」「追つかけて追ひ付いた風の中」2021/03/12

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