内容説明
江戸料理「なべ家」主人福田浩が今に伝える江戸の“飯”究極の101選。見る人の食欲を豊かに刺激し、今すぐ“飯”が食べたくなる1冊。
目次
江戸の飯
食暦、春夏秋冬
汁かけ飯
混ぜご飯・炊き込みご飯
変わり飯
粥・雑炊
著者等紹介
福田浩[フクダヒロシ]
1935年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。「三到」にて修行後、家業を継ぐ。現在、東京大塚「なべ家」主人。長谷川青峰、川上行蔵両氏の指導のもと料理古書を研究し、江戸料理の再現者としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きゅー
6
お茶漬け、汁かけご飯、炊き込みご飯、混ぜご飯など、様々なご飯料理の写真集。黒い背景に黒い器。その中心で白米が輝いている。作り方も載っているがごくシンプル。例えば茗荷飯の作り方は「茗荷は芯をのぞいて、縦にせん切りにする。飯にのせ、温めたすまし汁を張る。」のみ。ほかには蛤飯、深川飯、青菜飯、木の木飯など、いわゆる古くから食されてきたものばかり。著者は料理人だが、家業のかたわら古い料理書の研究や江戸時代料理の再現に力を注いでいるという。懐かしい古さどころではない昔の日本料理の面影が本書には再現されている。2022/09/21
お萩
6
ご飯よりも雑炊や粥が好きな身としては最初の汁かけシリーズが本当に涎もの...!木の芽飯や胡椒飯が食べてみたい。味というよりも香りや食感を楽しむものも多くシンプルだけれど美味しそう。レシピとあわせて古い料理書に書かれたことも載っていて写真以外でも楽しい。山葵はおろしばかりで霰切りはしたことがない。今度試してみようと思う。2015/10/24
尻にきびだんご
0
Wagashiの方が個人的に好きだったけど、こっちはレシピ本としても使えるのでこちらもなかなかよい。今度すまし汁を作ってレシピを再現してみようと思う
nagio
0
山葵を霰切りにすると美味しい。2008/11/05
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- 和書
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