朝鮮半島の仮面と童謡

朝鮮半島の仮面と童謡

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  • サイズ A5判/ページ数 385p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784894443280
  • NDC分類 386.8
  • Cコード C0072

著者等紹介

高岡一弥[タカオカカズヤ]
1945年、京都府生まれ。アートディレクター。『彼方へ』『東京LIVING WITH AIDS & HIV』等、展覧会イベントを主催。日宣美展特選、日本グラフィックデザイン展金賞、講談社出版文化賞受賞、他

森田拾史郎[モリタトシロウ]
1937年、東京銀座生まれ。武蔵野美術大学卒。日本写真家協会会員。1966年、国立劇場準備室勤務。2002年退職。舞台写真を中心にさまざまなテーマの写真を、斬新な視点で撮り続ける。一方、古典芸能から現代舞踊までの演出家としても活躍

金素雲[キムソウン]
1908年釜山の絶影島生まれ。本名、金教煥。1920年日本に渡り東京開成中等学校にて学ぶ。その後16歳のときに帝国通信京城支社に入社し、「朝鮮の農民民謡」の連載をきっかけに、口伝民謡の採集、紹介に情熱を傾けるようになる。1977年韓国翻訳文学賞(韓国ペンクラブ)を受賞。1979年随筆文学賞(韓国随筆文学振興会)を受賞。国際文化デザイン賞受賞の1981年秋、享年73歳で永眠
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Mentyu

2
日本の能面とは全く違う方向性の仮面たちにギョッとする。それにも関わらず、仮面を着用している劇の写真を見ると、非人間的なグロテスクさが、人情味のある滑稽さに変わるのだ。これはロボット設計などにも応用できる、重要かつすごいことだと思う。朝鮮半島のある地域では、葬式の時に仮面をつけた人々が登場して、死者の生前の悪行を告発し、一通り話し終わったら、仮面はまとめて焼いてしまう儀式があるという。これも心に残る話だ。2025/01/17

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