内容説明
時は過ぎ、世は変わっても、今も人の心に生きて輝く。空海の言葉と高野の映像。
著者等紹介
竹内信夫[タケウチノブオ]
1945年、アメリカ軍空襲下の大阪に生まれ、ために故郷四国に移り住む。以後、東京、パリ、北京に住み、その間にアルジェ、ミュンヘン、ソウル、ローマ、上海、西安、杭州、ベルリン、ウィーン、プラハ、ニューヨーク、ボストン、ヴァンクーヴァ、長春などを訪れ、それらの都市を愛する。1996年秋から97年春に高野山に滞在、『空海入門―弘仁のモダニスト』(筑摩新書)を書く。現職は東京大学大学院(総合文化研究科)教授。フランス近代詩、東アジア比較文化論、日本悉曇学史の研究を専門とする。モーリス・パンゲ『自死の日本史』(筑摩書房)で第四回渋沢・クローデル賞受賞
永坂嘉光[ナガサカヨシミツ]
1948年、和歌山県高野山生まれ。1970年頃から三〇年にわたって高野山をライフワークに撮影。宗教と文化をテーマに日本の各地やアジア各国を取材。東京写真文化館で『永遠の宇宙』個展。アメリカ最古のウェストン・ギャラリーで個展開催。2003年中国での弘法大師の足跡を取材中
高岡一弥[タカオカカズヤ]
1945年、京都府生まれ。アートディレクター。数々の広告を手がける。『彼方へ』『東京LIVING WITH AIDS & HIV』等、展覧会イベントを主催。日宣美展特選、日本グラフィックデザイン展金賞、講談社出版文化賞受賞、他
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