内容説明
見ているだけで明るい気持ちにしてくれる愉快な写真とイラスト、そして個性的な物語がたくさん集められている本書は、猫と飼い主の深い絆はもちろんのこと、猫同士や、また、思いもよらない馬やクマとの篤い友情も描き出しています。
目次
ボゥ
仲間同士の愛
馬小屋のネコ
同情ネコ
ジョセフィーン
シンバッド
オウムは子ネコにそう言った
優しいジギー
奥深い猫の世界
復活祭の猫
105丁目のガン・ガトー
猫への愛〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寧々子
6
モノクロの写真がいい味だしてるんですよね~♪ 眺めるたびに癒されるというか幸せに浸れる写真集なんです♪ 猫と一緒に人間や色々な動物たちが写っているんですが、表情がいいんですよねぇ。 カメラ目線の写真もいいのですが、カメラを意識せず自然な様子を写した写真が特にいい! 私が好きな写真は表紙にも使われている猫と馬の写真とか、老婆と見つめ合う写真とかスリスリする写真とか、猫をギュッツと抱きしめる女の子との写真とか・・・とにかく思わず微笑んじゃう素敵な写真ばかりです♪2014/02/11
pearlydiagnost
3
こちらで見かけた感想に惹かれて読んでみました。猫に関する人間の証言と、それに対応する写真が一枚ずつ。いずれ劣らぬ愛らしさです。猫と暮らし、彼らの深い情愛をいやというほど享受している私ですが、それでも今回びっくりさせられたのは、「猫って案外一目惚れが多い」ということ。出会った瞬間から永遠となるその恋は、同種のみならず、人、犬、馬、鳥…種を飛び越え、個体認識がなされ、性に限らない暖かい感情であることが伝わってきます。私はこの小さな物語達を全てすんなり受け入れられましたよ、多くの猫好きがきっとそうであるように。2012/07/16
くさてる
2
他者(人間だったり動物だったり)と戯れる猫の写真と、猫のその種のエピソードをまとめた一冊。モノクロ写真の猫たちの愛らしさと、そこに添えられた猫たちの短いエピソードが、相乗効果をもたらして、猫好きなら楽しめること請け合いの内容となっています。2012/07/09