出版社内容情報
アメリカン・リアリズムの先駆的女性作家、R.H.デイヴィスの短編集。
エミール・ゾラの自然主義小説に先駆け、社会の暗黒部、社会の底辺を
見事に描き上げた珠玉の9編を収録。
内容説明
R・H・デイヴィスの代表的短編9編を日本ではじめて紹介。
著者等紹介
大矢健[オオヤタケシ]
1964年、東京生まれ。東京学芸大学卒業、東京都立大学人文科学研究科英文専攻修士課程修了。同博士課程中退。現在、明治大学理工学部専任講師。アメリカ小説、とりわけ南北戦争後から第一次世界大戦までの時期の小説を研究対象とする。訳書にジャック・ロンドン『極北の地にて』(新樹社、共訳)、研究論文の翻訳としてウォルター・ベン・マイケルズ「『シスター・キャリー』の大衆経済学」(青土社、『現代思想』)がある。論文には、スティーヴン・クレイン、フランク・ノリス、マーク・トェイン、ジャック・ロンドン、レベッカ・ハーディング・デイヴィスを扱ったものがある
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