コレクション・日本シュールレアリスム
竹中久七・マルクス主義への横断

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  • サイズ A6判/ページ数 546p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784894392885
  • Cコード C3370

出版社内容情報

シュールレアリスムの国際的研究と連動して日本のシュールレアリスムを
検討しうるテクストを整備。

●日本におけるシュールレアリスム運動の基本文献と基本資料を掘り起こし、
今後の日本のシュールレアリスム運動の研究資料とすべく復刻出版物として
まとめようというのが本シリーズの企画趣旨である。
●日本のシュールレアリストが世界のシュールレアリスム運動とどのような
関連をもちながら芸術活動をおこなったのか、また、一種の前衛運動として
展開された日本のシュールレアリスムがどのような芸術運動であったかなど、
まだまだ未開拓の日本のシュールレアリスム研究に一石を投じようとする試み。
●当時の資料はそのまま複製し、各巻に編者による解題・年譜・参考文献を配した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

7
1930年代西洋のシュルレアリズムがマルクス主義に接近する中、日本ではマルクス主義側の詩人竹中久七がシュルレアリズムとの統合を図る。スターリン体制のソ連が社会主義リアリズムを採択し、ロシアアヴァンギャルドが収束に向かう時代、日本でもこの方針に従う動きが大勢を占める中で、竹中はブルジョア社会が作り出したリアリズムを社会主義から作り直すのではなく、さらに徹底した社会批判の手段としてシュルレアリズムへ向かった。本書は2冊の『ソコール』『記録』と詩誌『リアン』掲載の作品7編、社会批判としての詩の理論7編を収める。2025/05/01

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