出版社内容情報
今日では、なかなか目にすることのできない
近代日本文学の「まぼろしの逸品」を集成・復刻。
●近代日本文学作品の中から、その内容・質とは関係なく不当に
近代文学史の上から等閑視されてきた作品をまとめて復刻。
全集はおろか流布本でも読むことができず、今となっては
古書市場でも入手しがたい作家たちに再評価の機会を与えるべく、
今回はまず大正時代の作品を集成、刊行した。
●発表当時、洛陽の紙価を高めたものや、話題となったものの
後が続かずその後消えていった作家のもの、さらにはのちの
作風からは想像もできないような初期の作品など、
いずれ劣らぬ 「まぼろしの逸品」 揃い。
●各巻末に、評論家諸氏による解説を付して鑑賞の手引とした。
各巻構成
加能作次郎 寂しき路 【聚英閣、大正9年】
山中峯太郎 俺は帰る 【警醒社書店、大正10年】
藤沢清造 根津権現裏 【日本図書出版、大正11年】
中戸川吉二 北村十吉 【叢文閣、大正11年】
南部修太郎 若き入獄者の手記 【文興院、大正13年】
島田清次郎 我れ世に敗れたり 【春秋社、大正13年】
須藤鐘一 女難懺悔 【白揚社、大正15年】
森田草平 輪廻 【飛鳥書店、昭和21年】(初出、大正12年)



