出版社内容情報
英国鉄道史の最初期を飾る、Ｇ･ブラッドショーの鉄道地図を
1829年から49年まで10年間隔で集成。
収録地図（【 】内は推定年代）
1.G. Bradshaw's map of canals, situated in the counties of Lancaster, York, Derby & Chester.【1829】
2.G. Bradshaw's map of canals, navigable rivers, rail roads & c. in the Midland counties of England. 1829
3.G. Bradshaw's map of canals, navigable rivers, railways & c. in the southern counties of England.【1830】
4.Map & sections of the railways of Great Britain. 1839
5.G. Bradshaw's map of the railways of Great Britain.【1849-50】
●それまでの前近代的な生活状態･習慣･様式を大きく変化させた鉄道という視点から、
19世紀の英国社会･産業･経済を読み解くには最適の資料。
●ジョージ･ブラッドショーの手になる鉄道地図の中から、1829年刊の地図を筆頭に、
10年間隔で1839年刊、1849年刊の地図を集成し復刻。鉄道の誕生間もない頃から、
主要都市がほぼ鉄道によって結ばれた1840年代までの地図を見ることによって、
鉄道網の急速な整備と爆発的発達の様子を読み取ることが可能。
●別冊として、主に社会経済史からみた英国の初期鉄道の発展の様子や交通事情の変化、
さらにはブラッドショーの地図の特色などについて、表･図版を豊富に交えながら言及した解説を付した。
＊5種類の地図は、原本では大判の折りたたみ式になっていたが、本復刻にあたり、
5種類の地図を1冊に収め、各地図の冒頭に全体図（縮小／モノクロ）を、さらにそのあとに
部分図（原寸／カラー）を掲載した。
