出版社内容情報
アメリカ大西洋岸の最東端ケープコッドの自然を描いた
アメリカン・ネイチャーライティングの古典。
内容説明
アメリカ大西洋岸の最東端ケープコッドの自然を詩情豊かに描いたアメリカンネイチャーライティングの古典。
目次
浜辺
秋、海、鳥
大波
冬至
冬の訪問者たち
浜辺のランタン
内陸部への春の逍遙
大いなる浜辺での一夜
満潮の季節
砂丘にオリオン座が昇る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねむ
4
ケープコッドの海浜砂丘に家を建てて1年間一人暮らしをしてみた著者の体験記。描写が丁寧で、海や浜や生き物たちの様子が目にも耳にも肌にも迫ってくる。ほどほどに人間社会との繋がりや難破などのスリリングな話も盛り込まれていて、飽きずに読める。おまけに言葉が美しい。しばらく本物の海には行かれなそうだけど、とりあえず満足した。2020/07/07
masako
0
ベストンが愛した鳥たちの、繊細な観察力というのか… その姿を想像して読んでいたら 可愛いだけの鳥ではなくて、 その圧倒的な能力に、尊敬したりして。 私たち、本当に 自然から随分とかけ離れたところに来てしまった。 せめて、自分の中にある自然は、感じていたいと思った。2016/08/09