内容説明
引きこもりはぜいたくか?反社会的な存在か?引きこもりをめぐる様々な言論について、前作『引きこもる若者たち』を世に問うた、朝日新聞記者である著者が本人たちとの対話を通し、考えていく。
目次
第1部 インタビュー引きこもりを語る(不登校から引きこもりへ―二十八歳の男性の体験から;「僕は地獄行き」―母親に暴力をふるってきた二十七歳の男性の体験から;他人に害を与える存在としての私―三十三歳の女性の体験から;親の力を借りるということ―二十三歳の男性の体験から;当事者グループを立ち上げて―三十九歳の女性の体験から)
第2部 引きこもりを考える(西暦2000年の新展開;引きこもりとは何か;引きこもりと社会)