内容説明
ホラーとは極上の快楽である―ここまで語った１０人のホラー作家たち。
目次
メジャー・ホラーの先陣を切って（瀬名秀明）
ホラー・バッシングに抗して（飯田譲治）
大和言葉の綺羅を尽くして（皆川博子）
人の心の闇を見つめて（森真沙子）
異空間にこだわって（菊地秀行）
死の淵から生還して（朝松健）
シンジケートを組織して（井上雅彦）
Ｓ・キングの呪縛を破って（小野不由美）
ジャンルミックスを追求して（篠田節子）
甘美で静謐な異界に魅せられて（小池真理子）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
22
ホラー作品をヒットさせた10名の作家相手にインタビューした一冊。ホラー作品といってもいろいろな切り口があることを体現しており、インタビュー相手の作風はそれぞれ異なる。ちょうど東亰異聞を読み終えたところだったので小野不由美先生のインタビューが特に面白く感じた。ホラー作品にとても精通している方でスティーブン・キング、クーンツ、ソールを読み込んで自分流に落とし込んで作品づくりをしているというのはとてもカッコいい（そう言っているわけではないが、インタビュアーのうまさで創作哲学があることを引き出している）。2024/10/20
takejin
0
ホラーマニアのための本。内容的には、読んでないとついていけない部分が多く、ちょっとホラーに興味がある程度だとつらいかもしれない。しかし、読んでおくべき本は沢山掲げられているので、本の選別の参考にはなる。そして、キングの偉大さを改めて感じる。2016/06/09
欠陥コイン
0
200906072009/06/07
