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内容説明
幕末・維新期に「公共」思想を基軸として、来たるべき世界像を唱導した実学思想家・横井小楠(1809‐69)。その理想と世界観に多大な影響を受け、近代日本に雄飛した、牛嶋五一郎、荘村助右衛門、徳富一敬、内藤泰吉、河瀬典次、山田武甫、嘉悦氏房、安場保和ら門弟8名の人物像と業績を初めて掘り起こし、「横井小楠山脈」の全貌に迫った、著者の永年の業績を集大成。
目次
明治初期における中央と地方―熊本実学派の思想と行動
牛嶋五一郎―肥後藩海軍近代化の推進者
荘村助右衛門―日本最初の受洗者
徳富一敬―革新的な藩政改革の提案者
内藤泰吉―西洋医学を普及させた苦労人
河瀬典次―師の身近に仕えた律義者
山田武甫―熊本に明治維新を布いた徳者
嘉悦氏房―激論して西郷隆盛を説得した識者
安場保和―地方行政で実学を実践した智者
熊本実学派列伝
近代的教養の成立―若き蘇峰の思想形成
著者等紹介
花立三郎[ハナタチサブロウ]
1919年熊本県三角生。1945年國學院大学卒業。専攻は日本近代史。尚絅高等学校、尚絅短期大学を経て熊本大学教授。横井小楠研究会を開き、最晩年まで横井小楠研究の発展に尽力した。2007年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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