内容説明
天安門事件の忘却が「日中友好」なのか?「親中」なら中国の現体制を批判できないのか?「親中vs反中」という硬直した図式に囚われてきた我々の対中認識。劉暁波のノーベル賞受賞でも同じことが繰り返された。「天安門事件」とは何か?「08憲章」とは何か?中国の近代化とは何か?そこで問われているのは、我々自身の認識と隣人への姿勢である。
目次
1 私には敵はいない―劉暁波の思想と行動(私には敵はいない―私の最終弁論;私の自己弁護 ほか)
2 ノーベル平和賞受賞の意味―希望は「民間」にあり(劉暁波のノーベル平和賞受賞に関する声明;受賞は中国の民主化を促すか―北京の現場から ほか)
3 「08憲章」の思想―和解による民主化(「08憲章」と中国の知識人;「08憲章」―和解の宣言、協力の宣言 ほか)
4 天安門事件とは何だったのか―劉暁波の原点(天安門広場空白の三時間と劉暁波;歴史に対し責任を負う劉暁波 ほか)
5 「近代化」という中国の課題・矛盾・希望(劉暁波と中国政治体制改革;「官と民のせめぎ合い」と中国の今後―和諧モデル崩壊後に何が来るのか ほか)
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