叢書『アナール1929-2010』 〈1〉 - 歴史の対象と方法 1929-1945 アンドレ・ビュルギエール

個数:
  • ポイントキャンペーン

叢書『アナール1929-2010』 〈1〉 - 歴史の対象と方法 1929-1945 アンドレ・ビュルギエール

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894347700
  • NDC分類 204
  • Cコード C1022

出版社内容情報

目次

叢書『アナール 1929-2010』序文
エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリ&アンドレ・ビュルギエール(浜名優美訳)

『アナール』創刊の経緯と「アナールの精神」 / 時系列史の栄光の30年 / 『アナール』は変
わったのか

第1巻序文――初期のアナール 1929-1945年
アンドレ・ビュルギエール(井上櫻子訳)

リュシアン・フェーヴルとマルク・ブロック / 第2章「歴史学、経済学、統計学」について /
第3章「今日の世界的危機における金の問題」について / 第4章「シカゴ ―― 民族的経験」に
ついて / 第5章「経済革命期のカスティーリャにおける通貨 ―― 1501-1650年」について
/ 第6章「中世における金の問題」について / 第7章「水車の出現と普及」、第9章「近代式繋駕
法の起源」について / 第8章「フォラールベルク州のある谷間の村 ―― 今日までの変遷
について」について / 第10章「モロッコの土地について ―― 大土地所有者と農民」について
/ 第11章「ジェノヴァの資本主義の起源」について / 第12章「若者、永遠、夜明け ――
インド=ヨーロッパ比較言語学と比較神話学」について / 第13章「いかにして往時の感情生活
を再現するか ―― 感性と歴史」について

第1章 『アナール』創刊の辞―― 読者に (1929年)
(編集責任者)リュシアン・フェーヴル&マルク・ブロック(浜名優美訳)

第2章 歴史学、経済学、統計学 (1930年)
リュシアン・フェーヴル(井上櫻子訳)

区分の問題 / 歴史家の方法と経済学者の方法 / 統計学 / 社会階級の問題 ―― 経済的次元
からの考察 / 現代の階級

第3章 今日の世界的危機における金の問題 (1931年)
エミール・グットマン(平澤勝行訳)

今日、世界の金保有量をいかにして増やすか / トランスヴァールの金の生産 / ラントの鉱山
/ 金の増産

第4章 シカゴ ―― 民族的経験 (1932年)
モーリス・アルヴァクス(北垣潔訳)

シカゴの成長と全体的な特徴 / 都市の構造と人種グループ / 移民都市シカゴ / 国籍の地域
的な分布 / 結 論

第5章 経済革命期のカスティーリャにおける通貨 ―― 1501-1650年 (1932年)
アール・J・ハミルトン(平澤勝行訳)

通貨の管理 / 金銀比価の劇的な変動 ―― 物価上昇

第6章 中世における金の問題 (1933年)
マルク・ブロック(平澤勝行訳)

金貨鋳造 / 銀の自給自足と金の欠乏 / 西方世界の金貨不足 / ベザント、マンクス、マラボタン
/ アラブ通貨の流通 / 模倣貨 / 金貨鋳造の再開 / 国際的な交換手段としての金
/ 経済史は同時に社会史でなければならない

第7章 水車の出現と普及 (1935年)
マルク・ブロック(平澤勝行訳)

回転石臼から製粉水車へ / 中世 ―― 製粉水車の普及 / 手回し石臼から修道院、領主の
製粉水車へ

第8章 フォラールベルク州のある谷間の村 ―― 今日までの変遷について (1936年)
リュシー・ヴァルガ(北垣潔訳)

民族学と歴史学 / オーストリアの山間の谷にある村の産業と産物 / 戦後 ―― ドイツ人観光客
の到来 / 谷を襲う危機とナチスのプロパガンダ

第9章 近代式繋駕法の起源 (1936年)
アンドレ=ジョルジュ・オードリクール(平澤勝行訳)

アジアの南西部と北東部 / 西ヨーロッパ / 遊動棒付きの繋駕法 / アジア大平原末端の
ヨーロッパ

第10章 モロッコの土地について ――大土地所有者と農民(1937年)
ジャック・ベルク(北垣潔訳)

アジーブ ―― モロッコの特殊な土地下賜の実態 / 贈り物としての税金 / アジーブから共有
地へ / 集団としてのジェマーの登場による衝突

第11章 ジェノヴァの資本主義の起源 (1937年)
ロベルト・ロペス(井上櫻子訳)

古代ジェノヴァ史 / ランゴバルト族によるジェノヴァ征服 / 消費者としての地代所有者、
司教区、修道院 / 農民は時に船乗りである / コンパーニャ / 不動産資本から動産資本へ
/ 結論 ―― 戦争と交易

第12章 若者、永遠、夜明け ――インド=ヨーロッパ比較言語学と比較神話学(1938年)
ジョルジュ・デュメジル(浜名優美訳)

IUUENTAS〔若さ〕とAETERNITAS〔永遠〕 / IUUENES〔若者〕と
LUPERCALIA〔ルペルカリア祭〕 / アルメニアの夜明けの神話

第13章 いかにして往時の感情生活を再現するか ――感性と歴史(1941年)
リュシアン・フェーヴル(井上櫻子訳)

新しい主題 ―― 感性と歴史 / 定義 ―― 感性と優しさ / 情 動 / ホイジンガ『中世の秋』
について / 人間の感情の両義性 / 感情生活の復元 ―― 心理学、言語学、図像学 / 文 学
/ 感性についての共同研究

原 注
出典一覧
監訳者・訳者紹介
監修者・執筆者紹介

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件