内容説明
全体小説作家野間宏、初の後期短篇集。
著者等紹介
野間宏[ノマヒロシ]
1915年2月23日、神戸市生まれ。北野中学時代より創作に励む。三高在学中に詩人、竹内勝太郎と出会い、フランス象徴主義をはじめとする20世紀ヨーロッパの前衛文学を学ぶ。富士正晴、桑原静雄と同人誌『三人』を創刊。1935年、京都帝国大学文学部仏文科に入学。西田幾多郎、田辺元の哲学に傾倒する一方、マルクス主義運動に参加。1938年に大学卒業後、大阪市役所に就職、社会部福利課で融和事業を担当。水平社以来の被差別部落の活動家たちと深い交流を結ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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