戦後行政の構造とディレンマ - 予防接種行政の変遷

個数:

戦後行政の構造とディレンマ - 予防接種行政の変遷

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2022年01月25日 22時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894347311
  • NDC分類 493.82
  • Cコード C0031

出版社内容情報

「行政の萎縮」という逆説はなぜ生じるのか?

保護者、医療関係者、行政関係者、メディア関係者、必読!

占領期に由来する強力な予防接種行政はなぜ「国民任せ」というほど弱体化したのか? 安易な行政理解に基づく「小さな政府」論、「行政改革」論は「行政の責任分担の縮小」という逆説をもたらしかねない。現代の官僚制を捉える最重要の視角。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すのす

2
コロナワクチン予防接種が進むこの状況下で、積んでた本書を読了。最後の方は半分寝ながら読んでいたので、再整理が必要だが、作為過誤と不作為過誤の同時回避が不可能という予防接種行政において、戦後から考え方がどう変わったか、責任の配分をどうしたか、などが整理されている。当時の新聞記事や審議会の議論も参照されており、末尾で御厨・牧原両先生に学んだ筆者だともわかり、まさに一つの歴史。公衆衛生分野が、単なる科学ゴリ押しでうまくいかないのが、よく分かるし、難しいと改めて思う。2021/02/19

Kenji Suzuya

2
本書では、予防接種行政を事例として、「やるべきなのにやらなかった」(不作為過誤)と「やるべきなのにやらなかった」(作為過誤)との間の、過誤回避のジレンマを描く。予防接種行政では、不作為過誤の回避から、次第に作為過誤の回避へと方向性が転換していく。この過程で行政・医師・当事者との間で、責任の分担がいかに変化していくかが、社会情勢の変化とともに描かれる。2017/04/23

Ryueno

1
本書が分析対象としている予防接種行政においては、行政は「過誤回避のディレンマ」にとらわれているとする。過誤回避のディレンマとは、予防接種を幅広く行って副作用が生じてしまうというような作為過誤と、副作用による被害を恐れて予防接種の範囲を狭めて疫病が蔓延するというような不作為過誤の両方を同時に回避することは不可能であることを表す概念である。本書では、戦後日本の予防接種行政において、両者のバランスをどう保ってきたかを論じている。2014/01/04

Kohichi Dohke

0
青木先生のブログ経由で知り読了。日本の予防接種における過誤回避と責任分担の流れに触れることができた。どちらかというと行政や官僚の考え方を中心に据えて考察を深めている本書だが、決定や責任の一翼を担う国民は今後どんな方向づけを目指すのか、改めて関心が湧き上がる内容だった。2013/09/01

大爆笑ソーダ

0
予防接種事業を手掛かりとして行政の決断がいかに行われるかを記した名著。決断にはどんな時も不確実性を伴っている。十分に科学が発達したと言われる現在でも、その構造は変わらない。我々は何かを決断するときに「十分」な情報を持っているだろうか。いや「十分」な情報を持っていたとしてもそもそも決断できるのだろうか。決断には常に責任が付きまとう。予防接種を受けた際に万が一副作用が発生した場合、その責任はどこにあるか。行政?医師?専門家?受益者?その判断の難しさは絶えず変わらず普遍だからこそ、歴史に学ばなければいけない。2021/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/583832

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。