内容説明
生命の原郷から奔出することばで「猫」「花」「渚」「色」「音」「父」「母」の主題を奏でる石牟礼文学のポリフォニー。
目次
1 わが原郷の渚(夏の未明、渚にて;大廻りの塘;葦の渚 ほか)
2 渚の喪失が告げるもの(にぎわう渚の物語;磯ゆきへの誘い―内山秀夫氏への手紙;渚のひそやかな語らい ほか)
3 アコウの渚へ―黒潮を遡る(船つなぎの木―天草;雅境の祀り―与那国島;あけもどろの華の海―与那国島 ほか)
著者等紹介
石牟礼道子[イシムレミチコ]
作家。1927年、熊本県天草郡に生まれる。1969年『苦海浄土―わが水俣病』は、文明の病としての水俣病を鎮魂の文学として描き出す。1973年マグサイサイ賞受賞。1993年『十六夜橋』で紫式部文学賞受賞。2001年度朝日賞受賞。『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』で2002年度芸術選奨・文部科学大臣賞受賞。2002年7月、自作の新作能「不知火」が東京で初上演、2004年8月には水俣の百間埋立護岸で奉納公演が行われた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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