出版社内容情報
【詳細目次】
「シリーズ 後藤新平とは何か――自治・公共・共生・平和」 発刊によせて
〈解説〉 「官僚政治」による「官僚政治」の超克 東京大学教授 御厨貴
Ⅰ 後藤新平のことば
Ⅱ 後藤新平「官僚政治」を読む――識者からのコメント
後藤新平の官僚政治 法政大学教授 五十嵐敬喜
故きを温ねて新しきを知る 元大蔵事務次官 尾崎 護
気概のある官僚が必要 元大蔵省財務官 榊原英資
「未熟官僚政治」 前岩手県知事・前総務大臣 増田寛也
Ⅲ 官僚政治 後藤新平
官僚政治を論じる(一九一二年)
一 官僚政治に対するさまざまな考え方
二 官僚政治という訳語について
三 官僚政治の意義と弊害をめぐって
四 官僚政治の必要性
五 官僚政治の健全な発達と不断の改善努力
官僚政治・抄 (一九一一年、オルツェウスキー著、後藤新平訳)
序
第一章 官僚政治とは何か
第二章 官僚政治の特徴
第一節 模型主義と熟練
第二節 繁 文
第三節 官僚的口振り
第四節 狭 量
第三章 官職における官僚政治
第一節 官僚はどうやって養成されるか
第二節 官僚と平民的官吏
第三節 官吏の権利および義務
第四節 官吏と政論
第五節 官吏黙秘の義務
第六節 服従の義務
第七節 官吏の物質的権利
第四章 官僚政治と法律的生活
第五章 官僚政治と経済的生活
第一節 営業者としての国家
第二節 官僚政治と国家の歳計予算
第三節 国庫的官僚政治
第四節 民業に対する官僚政治
第六章 官僚政治と教育制度
第七章 われわれはいかにして官僚政治を撲滅すべきか
第一節 国家の任務
第二節 社会の任務
第三節 学者および新聞の任務
内容説明
「官僚制」は悪なのか?「官僚制」の本質を100年前に洞察した書!当代一流の学者・文化人が本書をコメント。
目次
1 後藤新平のことば
2 後藤新平「官僚政治」を読む―識者からのコメント(後藤新平の官僚政治;故きを温ねて新しきを知る;気概のある官僚が必要;「未熟官僚政治」)
3 官僚政治(官僚政治を論じる(一九一二年)
官僚政治・抄(一九一一年、オルツェウスキー著、後藤新平訳))