内容説明
津軽に生まれ、韓国、星州出身の両親に育まれ、二十年以上を奈良に暮らす―女性問題心理カウンセラーとして活動してきた在日コリアン2世の、初のエッセイ集。
目次
1 揺籃(父;わたしにとっての学校 ほか)
2 地霊(労働―サイクリング・ロードで思ったこと1;地名の命 ほか)
3 もうひとつの地図(鳥に惹かれて;民族の装い 女の装い ほか)
4 蟷螂の斧(魂の選択;女―身体 ほか)
5 出会う心(日々の思想信条・主義主張―康宗憲先生にお会いして;灰谷健次郎さんのこと ほか)
著者等紹介
朴才暎[パクチェヨン]
1956年青森市生。朝鮮大学校師範教育学部を卒業。民族学校の教員を務めた後、雑誌記者を経て、結婚。奈良に転居。解決志向(SFA)による女性問題心理カウンセラーとして“フェミナ”を2007年まで主宰。1995年度「毎日・ふるさとの主張コンクール」最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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