内容説明
日本人の侵略と差別を深く悲しみ、日本の美術・文芸に母なる朝鮮を見出す、約半世紀の随筆を集める。
目次
講演 朝鮮のみなさまへ
1 朝鮮母像―一九五八‐八〇年
2 鳳仙花咲く―一九八一‐九〇年
3 悲しみを「忘れじ」―一九九〇‐二〇〇四年
座談会 日本のなかの朝鮮(井上秀雄/上田正昭/岡部伊都子/林屋辰三郎)
跋 よろこびの紅―岡部伊都子さんのこと
著者等紹介
岡部伊都子[オカベイツコ]
1923年大阪に生まれる。随筆家。相愛高等女学校を病気のため中途退学。1954年より執筆活動に入り、1956年に『おむすびの味』(創元社)を刊行。美術、伝統、自然、歴史などにこまやかな視線を注ぐと同時に、戦争、沖縄、差別、環境問題などに鋭く言及する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- センスの磨き方