地中海〈4〉出来事、政治、人間1 (普及版)

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地中海〈4〉出来事、政治、人間1 (普及版)

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  • サイズ A5判/ページ数 496p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894343870
  • NDC分類 230
  • Cコード C0022

内容説明

近代世界システムの誕生期を活写した『地中海』から浮かび上がる次なる世界システムへの転換期=現代世界の真の姿。第32回日本翻訳文化賞・第31回日本翻訳出版文化賞受賞。

目次

第3部 出来事、政治、人間(一五五〇‐一五五九年―世界戦争の再開と終結(戦争の始まり;地中海の戦争と地中海の外の戦争 ほか)
トルコの覇権の最後の六年―一五五九‐一五六五年(対トルコ戦争は、スペインの狂気か?;スペインの復興 ほか)
神聖同盟の始まり―一五六六‐一五七〇年(ネーデルラントか地中海か?;グラナダ戦争の転機)
レパントの海戦(一五七一年十月七日の戦い;一五七二年、悲劇的な年 ほか))

著者等紹介

ブローデル,フェルナン[ブローデル,フェルナン][Braudel,Fernand]
1902‐1985年。ソルボンヌ大学卒業後、アルジェリアのリセ教師を経て、ソルボンヌ大学、サン・パウロ大学で教鞭をとったのち、『アナール』誌の編集に関与。1939年『地中海』執筆開始。捕虜生活中に記憶だけで『地中海』第一草稿を完成。帰国後、高等研究院第六部門創設にあたり事務局長に就任(のち委員長)。1949年『地中海』第一版自費出版(第二版1966年)、コレージュ・ド・フランス教授。リュシアン・フェーヴル歿後の1957年『アナール』編集責任者に。1962年、人間科学館創設。1984年、アカデミー・フランセーズ会員

浜名優美[ハマナマサミ]
1947年生まれ。1977年、早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程満期退学。南山大学総合政策学部教授・副学長。専攻は現代文明論・フランス思想
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

7
本巻で初めて年号が目次に現れる。出来事が数の体系に出会う政治的な短期変動の層では、レパントの海戦なる出来事とフェリペ2世なる固有名が1550年以降の10年区切りの数直線上に配置された歴史時空に現れる。読者が「歴史」と見なすこの時空は、国家とその政治体制で区分された図を作り、経済的中期変動と地理的長期変動の2層を背景化して地に押しやる。一方、戦争から王位継承の争いまでの出来事と人間(心理も)を二項関係に整序する図に対し、地中海という地はトルコとスペインを流通とネットワークの流動によって内外から揺り動かす。2019/07/01

ゆずこまめ

3
私の知ってる歴史は事件史というものだったのか。 一巻ずつ読んでいくと、段々視野が広くなるような気がします。気のせいにならないようにしたい。2018/09/07

R

1
16世紀の地中海史というテーマでフェリペ2世と16世紀の歴史的事象を自分でも調べてみた。為政者の政策は,どんな理念や理想を目標としたものであっても実際の様々な条件に規制される。それは自然であったり技術であったり,社会システムである。この本の記述はその短期間では成立しえない自然や技術や社会システムを先に論述し,それらを踏まえてのフェリペ2世の治世を記述していく。2020/04/13

gauche

0
レパントの海戦をメインイベントとして、膨大な資料を整理している。前半より具体的な話だけに読みやすいかも。2013/09/16

Francis

0
さすが名著。凄い読み応えのある本だった。歴史上の出来事を著書の後ろの方に持ってくるあたりがブローデル流なのかな?2012/08/14

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