内容説明
“史魂”の歴史家。最晩年の書き下ろし作品「新歎異抄講義」を収録した斉藤史学の真髄。
目次
1 自分史の風景(境川のほとりで―大戦下の少年と教師;「あのころ」を思い起こす―国民学校時代 ほか)
2 斉藤史学の地平―学問と教育(わが地平、わが原点;地域社会史の理念 ほか)
3 独協大学の教育精神に学ぶ(先人から;教育と学問)
4 新歎異抄講義―二十一世紀の生き方を読む(歎異抄の構造;親鸞とその時代 ほか)
著者等紹介
斉藤博[サイトウヒロシ]
1934年、神奈川県横須賀市に生まれる。1957年、早稲田大学第一政治経済学部卒業、大学院進学。独協大学専任講師を経て、1975年独協大学教授。1986年より独協大学経済学部長(~95)。1990年、文学博士号取得(筑波大学)。1992年、中国天津特別市・南開大学客座教授、中華人民共和国四川省・社会科学院客座研究員、栄誉教授となる。1995年、独協学園百年史編纂委員長をつとめる。2000年、東京慈恵医大柏病院にて逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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