チャペック童話絵本シリーズ
お医者さんのながいながい話

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  • サイズ B5判/ページ数 61p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894324800
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

日常の生活にまぎれこんでいる空想上の登場人物たち。種をのどにつまらせた魔法使いの診察にやってきた四人のお医者さんが、次々と語るゆかいな話です。カレル・チャペック童話の代表作。

著者等紹介

チャペック,カレル[チャペック,カレル][Capek,Karel]
1890~1938。チェコを代表する劇作家、小説家。プラハのカレル大学で哲学と美学を学んだ後、ジャーナリストとして活動。その一方で、小説、戯曲、エッセイ、旅行記、童話など幅広いジャンルにわたる多彩な作品を発表

関沢明子[セキザワアキコ]
1942年兵庫県に生まれる。出版社勤務を経て、1984年~86年プラハ在住。現在、絵本や人形劇の翻訳、原画展の企画など、チェコおよびスロヴァキアの子どもの本を日本に紹介する仕事に従事する。東京都在住

関美穂子[セキミホコ]
1980年神奈川県に生まれる。型染作家。2000年より型染作家の堀江茉莉氏に師事。2006年、2007年、国画会主宰「国展」工芸部に入選。現在、型染の技法で、着物や帯の制作をはじめ、雑貨のデザイン、挿絵などを手掛け、幅広い創作活動を行っている。京都市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

29
かなり冗長な物語ですが、カレル・チャペックのエキスがたっぷりつまったお話だと思います。 そもそもフロノフのお医者さんは、魔法使いがのどにプラムをつまらせたことはわかっていたのでしょうね。 大がかりな「治療」をするために、同僚を呼び寄せる間に、なんとも悠長なホラ話の数々を語り続けます。 どれも、文中話にするにはもったいないお話だと思います。 それぞれに味わいがありました。 仲間が集まったところでの荒療治、ひょっとしたらお医者さん楽しんでいたのでしょうか。2020/10/27

たまきら

26
娘さんは「まだるっこしい」と途中で投げ出しました。ははあ、たしかに…。でも冒険ものとして読んだら面白かったけどなあ。女の子がもっと活躍すれば楽しんだのかも。三年生め。2020/11/24

mntmt

25
プラムを詰まらせた魔法使い。早く治してあげれば、いいのに、お医者さんの話は長々と続く。型染めで描いた絵が素敵。エキゾチックなようで、和風なテイストも感じた。2016/05/03

gtn

21
プラムの種をのどに詰まらせただけなのに、思い付きの病名を付け、患者をギリギリまで焦らし、手術と称し、勿体ぶって背中をたたくだけの医師たち。まさしく現代である。2020/06/13

ほんわか・かめ

19
いつも人々を困らせている魔法使いマギアーシがプラムの種を喉に詰まらせてしまう。弟子が4人の医者を呼んで来るが、医者たちはマギアーシを少し懲らしめてやろうと治療もせず長々と話を始めてしまう。紙面がガチャガチャうるさい気もするけど、揃いも揃った話の長いお医者さんたちの雰囲気が出てるとも言える。もしサハラ砂漠に緑が増えてきたら、マギアーシが改心し良い魔法を考案できた証拠なのだろう。うーん、まだまだ考案途上なのかな。2022/11/23

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