内容説明
花のなかにうまれたおやゆびひめは、ヒキガエルの親子につかまって、ヒキガエルの息子のお嫁さんにさせられそうになります。そこからにげだしたおやゆびひめは、野ネズミのおばあさんのところですごします。おばあさんのすすめで、モグラと結婚しなければならない運命になったおやゆびひめは、ツバメに「いっしょにあたたかい国にいきましょう」といわれますが…。
著者等紹介
ベスコフ,エルサ[ベスコフ,エルサ][Beskow,Elsa]
1874~1953。スウェーデン、ストックホルム生まれ。児童文学・絵本作家。やわらかで綺麗な色彩の、たくさんの絵本を作りました。そのほとんどが、世界各国で訳され、親しまれています
石井登志子[イシイトシコ]
1944年生まれ。同志社大学卒業。スウェーデンのルンド大学でスウェーデン語を学ぶ。ベスコフやリンドグレーンの作品など、北欧の文学作品を多数翻訳
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
『おやゆびひめ』読み比べ。ベスコフの絵はやっぱり味わい深いなぁ。石井登志子さんの訳は、格調高く、テキストも長い。ベスコフは、野ネズミにもモグラにも衣装をつけさせていない。2021/10/27
うっきー
6
エルサ・ベスコフの挿し絵で選びました。 絵が綺麗で、おやゆびひめがとても愛らしかったです。しかし、1ページあたりの文字数がかなり多くて、読み進むのに時間がかかりました。それでも、絵が綺麗なお陰か、4歳の娘が釘付けで飽きずに聞いていてくれました。2016/11/29
花林糖
5
(再読)絵本としては文章がかなり多めで、久しぶりに読んだらかなり内容を忘れてた。ベスコフの挿絵が他の絵本と少し違った感じ。最初に登場する女の人のその後が気になる。2015/03/17
玲と建
1
【小4娘】この本に出てくる登場人物の中で一番ひどいのはカエルだと思いました。【小1息子】さいごにいいことがおきてよかったなとおもいました。【母】おやゆびひめの絵本はたくさん種類がありますが、この絵本は文章が多く、細かく状況が説明されています。じっくり読みたかったので今回はこれを選びました。2013/12/13
rummy
0
アンデルセンが大好きで、子どもたちにも読んであげたいけれど、長い。でも、やはりこのくらい詳しくないとつまらない。 いろいろ読み比べてみようと思う。 絵も大好きなベスコフで素敵。ただ、テキストの書体が太くて濃すぎるような気がする。2024/12/21
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