内容説明
本書は、文部省の新しい指導要領で新設される「総合的な学習の時間」の問題点を検討しつつも、その時間を、これまでの教育研究運動の中で形成されてきた「私たちの考える総合学習」の成果にもとづき、自主的で創造的な自主編成運動をいっそう豊かに展開することを目的に編纂したものです。
目次
第1章 総合学習の提言(総合学習で私たちの教育改革を;総合学習と「総合的な学習の時間」 ほか)
第2章 総合学習でときめきの知的体験を―私たちの実践(総合学習「多摩川で学ぶ子どもたち」(小四年)
ぼくらはトンボ探検隊(小五年・六年) ほか)
第3章 総合学習をはじめよう―実践づくりの留意点(総合学習ってどんな学習;学習課題をどう設定するか ほか)