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内容説明
孤児院にいた頃に阿九斗に髪飾りをもらったという転校生ケーナ・ドロンズ。阿九斗の記憶にある少女はけーな?それともケーナ?積極的に阿九斗に迫るケーナとそれに真面目に対応してしまう阿九斗。その様子を見て愕然とする絢子に不二子やけーな。ころねも加わって騒動を巻き起こす。王道学園コメディの本領が発揮されるシリーズ第6巻。
著者等紹介
水城正太郎[ミズキショウタロウ]
『東京タブロイド』シリーズ(富士見ミステリー文庫)、『せんすいかん』シリーズ(HJ文庫)。『ホビー・データ』を経て、現在ライター集団『A‐TEAM』主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
加賀ますず
4
突然現れた転校生。その姿はけーなにそっくりで、アクトのことをダーリンと呼び、けーなに対して敵対心丸出しで…?一難さってまた一難、新章開幕のバトルラブコメ第6弾。今巻はバトル少なめで劇場版的なストーリー。やってきた転校生のケーナに引っ張り回されつつも親睦を深め合い、やがて少女の秘密が明らかにされ、予感されていた事件が起こる…。分かりやすくテンプレではあるものの、テンプレになるほどのしっかりとした面白さとカタルシス、そして感動があり、読後感もしっとりしつつも爽やかな感じ。2020/06/17
鑑真@本の虫
1
小休止的日常編。 本来であれば、初期に使うべきネタをここに持ってきてしまったのはもったいない気がする。 第一部にて、うまく絡めた方が良かったのではないのだろうか。 ただ、端的な一編としては、既刊より秀逸な仕上がり。 ここまでの設定もうまく生かし、物語に絡めて、この悲劇を閉じたのは良かったと思う。 ちょっと可哀想だったけど、きっと最後は幸せだったんじゃないかな。2014/02/12
ピク
1
別の巻に感想書いちゃった.こっちが正解.本当ならこの設定を使ってこういうドタバタをやるべきだったんだよなぁという小ネタを、前巻までのクライマックスを終えて今さら展開.最終的に作品のテーマである「物語と現実」をピンポイントに描いて、切ない幕引きへ. 作者は「中休み」というが、今までで一番短くて一番良く出来てる. 神を信じない人も、電子書籍には嫌悪感を覚えている.そこに宗教にも似たオリジナリティという物語への依存を見る魔王.けれど最後には自ら物語の演者となることで、ある死を甘美に遂げさせてやる・・・ 2013/08/15
吉兆
1
第二部開始の幕間。ケーナと言うキャラの使い方は嫌いだな。2010/05/12
こんこん
1
こういうゆるーくかるーいノリの方が好きなんだけどなあ。次でどうなりますか2009/09/15