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内容説明
大英博物館で出会った、古き異国の神アルダと平凡な大学生ダドリー。ふたりの前に現れたのは、ブラックフォード侯爵エドワードだった。彼はありとあらゆる手段で、アルダを手に入れようと画策する。いったい何のために?そして侯爵の後ろに佇む白い女神の正体は?19世紀ロンドンで繰り広げられる、ミステリアスストーリー、いよいよ完結編。
著者等紹介
藤春都[フジハルミヤコ]
10月19日生まれ。第2回ノベルジャパン大賞において佳作を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K-Wing
1
結局一巻の話は何の意味があったん?騒ぎ起こすぜ!ワーイみたいな。 結果グダって終わった感じ。2012/09/29
まさ
1
素敵な物語だとは思うんだけど、盛り上がりとオチが足りない気がする。2010/12/12
竹花 樒 - Shikimi Takehana
0
大円団……といいたいかな。ダドリーと異国の神アルダとの関係はとどのつまり男女のそれに集約されて、アルダの「神」としての根幹か揺らぐことでそれを再確認させられたお話でした。やっぱりこのシリーズは一巻のインパクトだったかなー。丁寧に細部まで作り込まれた描写は新鮮に映ったのだけど、それを導く人々の魅力がちょいと弱かったようにも。良くも悪くも彼らは"若い"。そのフレッシュさがまた魅力でもあるのだけど、巻を重ねていく中で偶像劇の"薄さ"は否めなかった。ロンドンの地を起つラストに思いを馳せてみるかな。2009/11/09
t.asuka
0
エドワードがどうにも残念。パニッツィとエドワードのやりとりは結構好きだけれど。あとは、ヘレンとシンシアが良いコンビになっている当りとか。ラルフもなんだかんだで友人思いなのね。終わり方が何とも残念だが、ラストシーンは綺麗だったので、これはこれでアリかなl、と。2009/09/10
yukari
0
中途半端って感じは否めないような……。完結と思って読むと拍子抜けするけど、そうじゃなかったら面白い。なんとなく、こんな日常が続いていくんだろうなぁと思う。考え方によってはアルダにとって良い終わり……なのかも?2009/09/02