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内容説明
大英博物館に通い課題のレポートに奔走するダドリーは、夜の博物館で自分を神と名乗る尊大な少女アルダに出会う。博物館館長パニッツィの勧めもあって、実体のない幽霊のような女神との、奇妙な生活が始まった。そんなある日、街に繰り出したダドリーに白刃が迫る!19世紀ロンドンを舞台に繰り広げられるミステリアスストーリー。
著者等紹介
藤春都[フジハルミヤコ]
10月19日生まれ。第2回ノベルジャパン大賞において佳作を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K-Wing
1
毒物大全に土が付いている→その土は遠い異国のもの→その国に行ったのはこの中ではお前だけだ→だからお前が犯人だ!っておかしいやろ!! せめてこういう作品なら、納得のいく解決編を用意してください……。2012/09/20
ぺてがり
1
どこかの女神が憑いた主人公が、知り合いの復讐劇に巻き込まれるお話でした。お話の流れも良く、伏線の回収もきちんとしておりなかなか楽しめました。2012/05/24
紙魚
0
大英博物館の館長がいい味だしていた。時代背景を書き割りとしてではなくもっとストーリーに絡めていけば面白くなりそう2011/10/20
ma-no
0
これは良作。実在の人物という館長が、素敵な脇役です。物語の真の主役は「イギリス」そのもの。主人公とヒロインのエッチなラブコメを読みたいひとにはちょっと物足りないかもしれませんが、自分はこのくらいの上品な描写が好きです。2011/06/23
だーく
0
一応ラノベにカテゴライズされるんだろうけど、良い意味でラノベっぽくなかった。イギリスはヴィクトリア朝時代の大英博物館が舞台となっていて、その当時の様子をしっかりと書き表すべく世界観の描写が非常に丁寧で読み応えがありました。一方でアルダとダドリーの関係はラノベっぽい部分もあり行く末が気になりますね。2010/10/31