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内容説明
暗黒の大陸、ゼンドリック。かつて帝国が次々に栄えたながらも、いまや廃墟と化した土地。ジャングルには怪物や未開の部族がうろついているという、謎に包まれた大陸だ。そんな場所を訪れようとするのは、きわめつけの勇者か、はなはだ無鉄砲なやつに違いない。ところが今、戦いに倦んだ兵士の一行が、勇敢にもこのゼンドリック大陸の奥地へ分け入ろうとしている。そこにあると言われる人工遺物を見つけるために。そのアーティファクトこそが、仲間の命を救うための最後の望みの綱なのだ。本書は、テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のエベロン世界を背景にした冒険ファンタジー小説です。巻末にはエベロン世界の詳細なガイドと用語集が用意されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紺
1
自身の夢に入り込もうとする敵に対抗するために、未知の大陸ゼンドリックに渡り、案内人のハーフエルフを加えジャングルを進むタニス達。"蠍の幻影"と"炎を縛める者"達との争いに巻き込まれ、さらにウォーフォージドの集団に狙われる厳しい戦いの中で、逆転や裏切りや共闘などが重なり二転三転し、物語がクライマックスに達する所で次の巻に続く。下巻だけど。相変わらず翻弄されっぱなしのデインだけど、戦争を生き抜いただけあって窮地を切り抜けようとする強さはさすが。2013/12/07
ぷるっちょ
0
前作『シャーンの郡塔』で登場したアリーナ・リリスに雇われている筈のゲリオンは、ドラウ『炎を纏める者』の手先だった。ゲリオンの裏切りにピンチに陥るデインとラカシュタイだったが、反逆者のドラウの集団『蠍の幻影』と共闘する事になる。一方、ピアースとレイは、謎のウォー・フォージドであるハーマッタン、インディゴ、ヒュドラと戦う羽目になる。物語は二転三転目まぐるしく移り変わり、相変わらずのクリフ・ハンガーで次巻へと続くのだが、レイとピアースの出生の秘密、デインを悩ませるモーンランドでの記憶の謎は解けるのか?2016/06/14
hosakanorihisa
0
続刊にしっかり続く。2008/06/13
ハイランス
0
デイン&ラカシュタイ組とレイ&ピアース組に別れて冒険するゼンドリック後半戦。 1章あたりが短く、2組の物語が交互にテンポよく進行するあたりは、ダン・ブラウンの小説みたいな感じでスルスル読める。 びっくりするくらいな佳境で終わって第3部に続く笑2023/04/15
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