ＨＪ文庫Ｇ 吸血鬼ジュヌヴィエーヴ―ウォーハンマーノベル〈２〉

ヨーヴィル，ジャック【著】〈Ｙｅｏｖｉｌ，Ｊａｃｋ〉/藤沢 涼/小林 尚海/朝月 千晶【訳】

ホビージャパン（2007/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 395p／高さ 15cm
• 商品コード 9784894256040
• NDC分類 933
• Cコード C0176

内容説明

ドラッケンフェルズ城での惨劇を生き延びたジュヌヴィエーヴとデトレフは、互いに特別な絆を感じていた。人間と吸血鬼という奇妙な組合せではあっても、幸せな生活を楽しんでいたのだ。とはいえ、ジュヌヴィエーヴはドラッケンフェルズ城の事件の後、しだいに人間の闇の部分へと惹きつけられていくデトレフに不安を感じてもいた。デトレフの新作劇は初演から大喝采を浴びることとなったが、昏く深き闇からの使者が、ひそやかに、だがすぐそこにまで迫っていた…。

著者等紹介

ヨーヴィル，ジャック［ヨーヴィル，ジャック］［Ｙｅｏｖｉｌ，Ｊａｃｋ］
ホラー作家として有名なキム・ニューマンのペンネーム。キム・ニューマンは『ドラキュラ紀元』（東京創元社刊、原題“Ａｎｎｏ　Ｄｒａｃｕｌａ”）シリーズの作者で、数々の受賞経験を持つ、ホラー小説のベストセラー作家である。また、熱狂的なＳＦ専門家であり、英国髄一の変わり者としても知られている。現代の英国において、もっとも聡明でイマジネーションあふれる作家の一人として認められている。Ｂｒａｍ　Ｓｔｏｋｅｒ　Ａｗａｒｄ（ブラム・ストーカー賞）、Ｂｒｉｔｉｓｈ　Ｓｃｉｅｎｃｅ　Ｆｉｃｔｉｏｎ　Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ　Ａｗａｒｄ（英国ＳＦ協会賞）短編部門、Ｃｈｉｌｄｒｅｎ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｎｉｇｈｔ　Ａｗａｒｄ、Ｆｉｃｔｉｏｎ　Ａｗａｒｄ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｌｏｒｄ　Ｒｕｔｈｖｅｎ　Ａｓｓｅｍｂｌｙ、Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｈｏｒｒｏｒ　Ｃｒｉｔｉｃｓ　Ｇｕｉｌｄ　Ａｗａｒｄ小説部門を２回、受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[むらさめ]

いやぁ、読みにくいわページ進まないわで難儀な本だった。『ドラッケンフェルズ』の後日談的な「流血劇」は楽しめましたけど、「永遠の闇の家」「ユニコーンの角」はもう文字を追う視線が滑る滑る……。色々引用元があるようですけど、それがわかってたらまた違ったのでしょうか。

2018/04/30

[ケロたん]

読みにくい。ページが進まない

2017/05/13

[123456789wanko]

ジュヌヴィエーヴを主役にした３作を収録。史実や有名無名の小説や映画からの引用が多いのは、この作者の常套手段。それが楽しめるかが鍵。

2011/04/06

[じょりぃ]

ウォーハンマーの小説。ほかの作品と違って（？）、オムニバスになっている。しかし、それを先に言ってくれないと「デトレフの話にどうやってもどるのかな？」と思いながら別の話を読み進めることに。内容も「ドラッケンフェルズ」に比べると、その後日談である1作目以外は弱い感じ。

2012/01/05

[すけきよ]

、「永遠の闇の家」が異色で面白い。

2007/10/03