内容説明
女王に次ぐ大陸の実力者であるヴァンス伯爵家の次女にして、第一継承権を持つ。ヴァンス伯爵家はクイーンズブレイド制度が始まる前に大陸を支配していた伝統ある王家の血を引いており、反女王勢力(保守派)を束ねる強大な存在。しかしレイナはいずれ手に入る巨大な権力や息詰まるような貴族達の生活には興味が無く、自分の本物の力だけを示すことができる剣術の稽古に打ち込んできた。そしてある日、コルセットに内臓を締付けられながら退屈な舞踏会へ向かう途中、荒野の義賊リスティ率いる山賊団の襲撃を受ける。弱者のために力を振るうリスティの生き方に心打たれたレイナは、自分なりの生き方を選ぶことを決意したのであった。冒険に出たばかりなので“流浪の戦士バージョン”と比べて体力が低く、剣筋も異なる。