- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > HJ文庫
内容説明
サノカタとユツキの兄弟は、客人(マロウド)を迎えた。すでに廃村と化し、滅びかけた村に流れ着いた少女と、その兄。少女サナの掌には、サノカタと同じ紋章の刺青が刻まれていた。互いに滅びを迎えつつある村それぞれに語り継がれた伝承。サナは自らを儀式の贄とするため、サノカタに殺されに来たのだった。使命に殉ずることに疑問を抱くユツキとサナの兄タジヒ。愛し合い信じ合い、想いはそれぞれに交錯する。滅亡の古代神話ロマン。
著者等紹介
時海結以[トキウミユイ]
富士見ミステリー文庫「業多姫」「玉響」シリーズ、フォア文庫童心社版「コウヤの伝説」など、元考古学者の経歴を生かした歴史的な物語を得意とする。パズル作家としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- さよなら下流社会