内容説明
森の見回りも今日は終わりね。このひろーいエルフの森の入り口を、あたしはたった一人で見張っているんだ。あ、ごめんね、ルー。今は君が一緒なんだよね。ありがとう。ん?ちょっと待って。木陰の向こうから何かが近づいてくる音がするよ。違うよ、ルー。エルフがあんな下品な足音をたてるはずないもん。森を荒らす、招かれざる敵!それとも、クイーンズブレイドの挑戦者?どっちにしてもあたしの棒術でやっつけてやる。どこにも行くところのなかったあたしを助けてくれた人たちに誰も近づけさせるもんか!はたしてノワは、その技とスピードで未知の敵を倒すことができるだろうか?それは戦ってみなければわからない。