内容説明
いっしょにあそぶおともだちがいないたぬきのポコくん。たなばたの日ポコくんは、あるおねがいをたんざくにかきます。でも、たんざくはかぜにとばされひらひらひらー。とどいたさきは…?たのしいおはなしはもちろん、おりひめとひこぼしの伝説や、親子でたのしめる料理のレシピまで、たなばたにまつわるいろんなことがわかる絵本。
著者等紹介
ますだゆうこ[マスダユウコ]
東京都出身。国立音楽大学教育科、幼児教育専攻卒。子どもたちに大人気のスーパーデュオ「ケロポンズ」として全国各地で親子コンサートや保育セミナーなど行うほか、NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」「すくすく子育て」に楽曲提供など、幅広く活躍中
たちもとみちこ[タチモトミチコ]
石川県金沢市出身。大阪芸術大学デザイン学科視覚情報デザインコース卒。大阪芸術大学文藝学科客員准教授。絵本をはじめ、イラストレーション、映像、玩具、雑貨、クラフトなど様々なジャンルで「子ども」をテーマに想像性豊かでユーモラスな世界を繰り広げ、遊び心をもった作品を発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
39
七夕をアレンジしたお話。絵が可愛かった。おりひめとひこぼしの伝説や、親子でたのしめる料理のレシピまで、七夕にまつわるいろんなことがわかる絵本。2014/07/02
masa@レビューお休み中
32
全然気づかず、何にも考えず読んでいたんだけど…。このお話って、キコちゃんとポコくんを織姫と彦星に見立てているんだ。たぬき村には、ポコくんの遊び相手がいない。七夕の短冊に遊べる友達が欲しいと願い事を書いたポコくん。その短冊が飛んでいってきつね村のキコちゃんの元に届く。そして、キコちゃんは…。やさしくて、ほんわかしたお話なんだけど、どこかで種を超えた出会いとか、運命を変える出来事とか、そんな言葉が思い浮かぶ。七夕だから、ロマンチックなこと考えちゃうんだろうなぁ。2012/07/07
ふじ
16
たなばた本下読み。たぬき村の男の子が『一緒に遊べる同い年の子がほしい』とお願いする。周りはお兄ちゃんや大人ばかりで…以前の息子を見ているようで若干胸にささる。とてもいい話。さらに、たなばた飾りの作り方や祭りの由来など、これ一冊で七夕をばっちり味わえる良本。2016/06/25
杏子
16
今ごろ??ですが、予約したままのがやっと回ってきたのでした。さらっと読んだだけですが、この絵本のシリーズは使えそうな気がします。今からだったらハロウィンかな?また予約しとこうかな。図書館にあれば、ですが。2015/09/23
けんちゃん
12
読友さんのご紹介本。たぬきのポコのねがいは、きつねのキコのねがいと同じ、たぬきにばけて会いに来たキコ、きつねとばれても、優しく受け入れてもらいます。かささぎたちの気の利いていること!ウキウキ、という躍動感よりほのぼのと温かいものを感じました。お話半ばに挿入される星空の話、巻末のたなばた伝説や由来、レシピやたなばた飾りまで、盛りだくさん。これ1冊でトータルにたなばたを楽しめる絵本です。2012/09/20