内容説明
地球温暖化とそれにともなう気候変動について、どうして起きるのか?その結果、わたしたちの生活にどんな影響が出るのか?また、どうしたら、問題が解決するのか?などを、豊富な資料と写真とでわかりやすく説明。特に、地球温暖化とそれにともなう気候変動によって新たに起こったり、またはそれまで以上に大きくなる災害について、さまざまな具体例をあげて説明した。
目次
グラビア(ねむらない地球;地球温暖化でゲリラ豪雨がふえている? ほか)
第1章 地球温暖化が始まっている(大気に守られている地球;急激に温暖化しはじめている地球 ほか)
第2章 地球温暖化でふえる災害(世界的に強い雨がふり大洪水を引き起こす;あたたかくなる海は台風を凶暴にする ほか)
第3章 地球温暖化にそなえる(温暖化しないようにする、温暖化しても困らないようにする;ふえる集中豪雨にそなえる ほか)
第4章 社会的な取り組み(世界的な動き、試み;日本の政策 ほか)
著者等紹介
布村明彦[ヌノムラアキヒコ]
1977年、京都大学大学院工学研究科修了。建設省に入り、国土庁防災局震災対策課長、内閣府参事官(地震・火山対策担当)、国土交通省で河川局河川計画課長、近畿地方整備局長、国土技術政策総合研究所長、気候変動適応研究本部長などを経て、現在は、関西大学社会安全学部客員教授および河川情報センター研究顧問。これまで、地域安全学会と地震工学会の理事、国際洪水ネットワーク副議長を務め、現在は、日本災害情報学会理事。仕事のかたわら、20数年前から市民団体などと、自然豊かな川づくりや水辺を活かしたまちづくり、安全・安心なまちづくりを進めてきた
松尾一郎[マツオイチロウ]
1978年、総合コンサルタントに入り、防災部門長を経て、現在は、特定非営利活動法人環境防災総合政策研究機構理事・事務局長。これまで、洞爺湖周辺エコミュージアム推進協議会幹事、国土交通省社会資本整備審議会専門委員などを務め、現在は、日本災害情報学会事務局次長および東京大学大学院情報学環客員研究員、ならびに洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会アドバイザー等
垣内ユカ里[カイトウユカリ]
Sarah Lawrence College(New York,USA)Environmental Science Concentration(B.A.)卒業。学生時代、Marine Biological Laboratory(Woods Hole,MA,USA)にて勉強し、New York Botanical Garden(NY,USA)にてインターンを経て、ニューヨークにある社会的責任投資(SRI)にてリサーチアソーシェットとして勤務。現在は9年間のアメリカ生活を活かしながら、特定非営利活動法人環境防災総合政策研究機構にて勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。