内容説明
しずかな、さむいよるです。サルとワニとメンドリは、みんなでそとをながめていました。そらには、おつきさま。「おつきさまは、さむいだろうな」しんぱいした3びきは、メンドリはぼうし、ワニはマフラー、サルはてぶくろをあげることにしました。でも、そらのたかいところにいるおつきさまに、どうやってとどければいいのでしょう?2004年「金の画筆賞」受賞作。
著者等紹介
コイパー,シュールト[コイパー,シュールト][Kuyper,Sjoerd]
1952年アムステルダム生まれ。1974年に哲学の勉強をやめ、プロの作家になろうと決意。書き下ろした子どもの本はこれまでに70点以上あり、中でも「ロビン」を主人公にした童話シリーズが人気作だ。1997年に『ロビンと神様』(未邦訳)で、「金の石筆賞」を受賞。物語のほか、絵本の文章にも卓抜した才能を見せ、ヤン・ユッテ、アンネマリー・ファン・ハーリンゲンなどオランダの人気イラストレーターたちと組んで、評判の絵本を出している。また彼が原作とシナリオを書いた『ポケットナイフ』(未邦訳)はTV番組化、映画化され、エミー賞(アメリカ)をはじめ世界各地で賞を受けた
ユッテ,ヤン[ユッテ,ヤン][Jutte,Jan]
1954年ハーレムに生まれる。アルネムで学んだ後、中学校で美術教師をしていたが、1983年よりフリーとなる。作家リンデルト・クロムハウトと組んで多くの作品を発表してきた。彼自身が初めて絵も文も手がけた絵本『起きて』(未邦訳)は、1999年にプラティスラヴァ世界絵本原画展で金牌を受賞。『10ぴきのいたずらねこ』(朔北社)が2001年「金の画筆賞」を受賞するなど現在のオランダ絵本界を代表するイラストレーターである。『おつきさまにぼうしを』で、2004年「金の画筆賞」受賞
野坂悦子[ノザカエツコ]
1959年東京生まれ。跡見学園高等学校より早稲田大学第一文学部へ進学、同大学英文学科卒業。1985年よりヨーロッパへわたり、5年間オランダとフランスで暮らしたのち、現在は翻訳家として活躍中。特にオランダとベルギーの児童文学紹介に力をそそいでいる。『おじいちゃんわすれないよ』(産経児童出版文化賞大賞、金の星社)をはじめ、訳書は60点以上。2001年より、紙芝居文化の会運営委員としての活動も続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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