内容説明
すてられたペットから実験につかわれる動物まで、動物の幸福はわたしたち人間にさまざまな影響をあたえます。この本はいろいろな立場の人の話を集めて、動物の幸福の問題点をうかびあがらせ、自分で答を出せるように「自分とどんなかかわりがあるのだろう?」という質問を投げかけます。この本では、肉を食べる人、獣医師、ハンター、動物実験をする科学者、動物愛護運動家、動物保護施設ではたらく人、動物がだいすきな少年、闘牛場でアクロバットをする人、漢方医、動物園の飼育員の話を紹介します。
目次
動物と人間はどんな関係であるべきか
有機農場にいきました
獣医師
ハンター
動物実験をする科学者
動物愛護運動家
動物保護施設ではたらく人
動物だいすき
闘牛場のアクロバット
漢方医
動物園の飼育員
動物の幸福は、自分とどんなかかわりがあるのだろう?
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県生まれ。1973年、NHKに記者として入局。松江、呉での勤務ののち、東京の報道局社会部記者。事件、事故、気象、災害、教育、消費者問題を取材。1994年から11年間、NHKの「週刊こどもニュース」のキャスター。大人の世界のニュースを、小学生にもわかるようにつたえる番組の責任者をつとめる。2005年にNHKをやめて独立。現在はフリーのジャーナリストとして、世界各地を取材し、本の執筆をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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