著者等紹介
ヴォリ,ユリア[ヴォリ,ユリア][Vuori,Julia]
1968年生まれ。ヘルシンキ美術工芸大学で美術を学ぶ。ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞(2001年)、IBBY(国際児童図書評議会)オナーリスト優秀作品賞(1996年)、ルドルフ・コイヴ賞(1999年)など受賞多数
しまだゆか[シマダユカ]
東京デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒業。パッケージデザインなどを経て、フリーに。カナダ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんちゃん
14
ユリア・ヴォリさん「ぶた」シリーズの最新刊。ストーリーのぶっ飛びぶりは、ますますパワーアップ。どのページを読んでも「はぁ〜?」と言いたくなる難解さ。ユリアさんの脳内、どうなっているのでしょう。ただ、一貫しているのは、登場人物たちが本当に相手のことを考えて誠意を持って行動していること。それが、たとえとんちんかんであっても。読んでいて気持ちが温かくなります。細かい文字、たくさんのイラストで40ページあまり、読みごたえはたっぷりです。シリーズ初購入。2011/05/23
遠い日
11
ときどき放心したようになったり、落ち込んだりするぶたが好き。きのこの散漫でわがままな言動も、意味不明でこちらの脳を引っ掻き回される感じ。シュールだなぁ。秩序の無意味さが心地いい。2015/04/18
マリーゴールド
7
新春笑い初め(笑)細部に価値があるので内容の説明はできない。のんびり、まったり、脱力、意味不明・・・お正月の弛んだ脳と時間にはぴったり。バムケロの島田ゆかさんの訳文もハマッている。競争と効率に疲れた現代の大人(笑)のための絵本。2015/01/01
きのみ
3
赤の日、インスタントカメラで赤目の集合写真を撮るとこが一番好き。きのこの美容サロンに興味がある。2018/10/25
てふてふ
3
シュールすぎる(笑)。息子3歳よ、なぜこれを何度も読んでとせがむ?母には理解不能だ・・・。途中私が何度も挫折し、しばらくして「最初から読んで」という息子・・・結局1回最後まで読んだかな?話覚えてませーん。2018/01/22