内容説明
十九世紀の終わりに、エジプト王家の谷でウィリアム・クリスティ中尉が古代の墓から持ちだしてしまった「死者の国通行の書」。それによってクリスティ家には、おそろしい呪いがかけられてしまった…。それから百年以上を経て、クリスティ家の末裔・考古学者のクリスティ教授と、その娘、オリビア・クリスティは、エジプトを訪れていた。「月のタリスマン」のひとつ「イシスの涙」を発掘調査するためだ。オリビアと、オリビアの親友ジョシュは、おとな顔負けの冒険心で、まわりをひやひやさせるが…。オリビアたちは、「イシスの涙」をさがしだせるのか？クリスティ家にかけられた呪いをとく鍵は？秘宝をめぐってくりひろげられる、少女と少年の冒険を描いたサバイバルアドベンチャー。
著者等紹介
ジョーンズ，アラン・フレウィン［ジョーンズ，アランフレウィン］［Ｊｏｎｅｓ，Ａｌｌａｎ Ｆｒｅｗｉｎ］
高校卒業後、事務の仕事をしながら、小説の執筆や作曲などの創作活動を続ける。１９８７年に最初の著書が出版され、１９９２年から作家業に専念、以来いくつかのペンネームを使って７０冊以上の本を上梓している。現在はドイツ人の妻と２匹の猫とともに、ロンドン南部のハーン・ヒルで暮らす
桜井颯子［サクライソウコ］
福島県出身。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。メーカー研究所勤務を経た後、翻訳の道に入る
永盛綾子［ナガモリアヤコ］
東京都生まれ。筑波大学芸術専門学群を卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
★しゅう★
2
ジョッシュとオリ－は、勇気があると思った。2013/06/20
c.a.l
0
どうしても大人が信じてくれないときの子供の気持ち、共感できます。オリーとジョシュ、勇者だ。可愛いし憧れ。こんな冒険いつかしたい。2016/07/01
うし
0
大好きだった！こんな冒険にあこがれた。
しのさん
0
久しぶりに読み直してみたが、それなりに面白い。YAとしてはまあまあかな。2012/09/23
saori
0
イシスの涙とは、うつくしくかがやくサファイアのことだった。ひょうしのうえのほうせきのえが、そうなのかなぁ。イーサンが、悪い奴だって事を信じてあげてほしい。2012/04/07
