内容説明
セキスイハイムにお住まいの方を対象に行われた「第2回作家と創る絵本コンテスト」。角野栄子さんがストーリーを書き、メグホソキさんが絵を担当し、クライマックスの絵を応募いただきました。このコンテストから生まれた『わがままなおにわ』をもっと多くの方にご覧いただくため、再編集して、皆様にお届けします。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京生まれ。児童文学作家。『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト賞、『おおどろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞、『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で旺文社児童文学賞など、受賞多数
メグホソキ[メグホソキ]
1961年生まれ。イラストレーター。雑誌・オズマガシン(スターツ出版)の表紙イラストレーションを長年担当するなど、主に女性誌、広告の分野で活躍し、幅広い年齢層の女性に人気がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
51
【絵本】相次いで亡くなった両親から相続した家と小さな庭。ハヤミさんは綺麗な庭を目指し奮闘するが…。女の子ウケしそうなポップな絵が庭の元気さを伝えている。1012019/04/02
千穂
39
イラストレーターメグホソキさんの絵は初めてでした。絵本らしからぬお洒落な感じ。はっぱのはなたばも英字新聞で包むとお洒落に変身ですね〜2017/11/01
りるふぃー
12
角野栄子さんのおしゃれな雰囲気にマッチしたイラストです。角野さんも好きだし、庭がテーマのお話も好きだし、読まずにはいられなかった!2019/12/10
遠い日
6
メグ ホソキさんのおしゃれな絵もすてきだし、角野さんのお話は小洒落た短編のような味わい。庭には庭の人格がある。だって、花も草も命あるものたちなのですから。2017/08/16
猿田彦
2
親の家を相続したハヤミさん。彼は草刈をし、花の種をまきます。でも、咲いた花はつんつんと突っ張り、手に負えない状況。そこで、庭に憧れていた花屋のモリンさんは庭を借ります。モリンさんは花の話を聞きます。花たちは花を思う通りにしたいことは失礼と怒っていたのです。その意見に賛成したモリンさんは1週間で自分たちで庭を作ってみるかと提案したところ、本当に素敵な庭が出来上がりました。その一年後2人は結婚しました。6歳の孫が題は「素敵なお庭」だよね。わがままじゃないよと花たちが自由に咲くことを応援していました。2023/04/22