内容説明
ブリは、マオの森はずれにすむ、ただひとりのネコ。森の生まれでないブリは、「よそもの」として、森のみんなと、いままでまじわらないできた。おりしも、マオの森では、百年に一度の満月祭のために、虹のほのおをさがす役目をになう「ネコ」をさがしていた。森いちばんの長老のポージョは、これをきっかけにブリを森のなかまとしてむかえたいと思い、ブリをすいせんするのだった…。
著者等紹介
阿部行夫[アベユキオ]
アニメーション美術監督として、数多くのアニメ作品を手がけるほか、各種イベントのデザイン、CFデザイン、出版のイラスト等、多方面で活躍。1990年には、総監督としてヒューストン国際映画祭監督賞を受賞する等、国内外で高い評価を得ている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポラリス
4
壮大な冒険ファンタジー絵本!アニメ映画を一本見終わったかのような読後感。キャラクターの作り込みや町の日常風景、景色、色彩等幻想的でとても素敵。可愛い&面白い生き物だらけでときめきました。ブリは子供の猫なのに、醸し出す雰囲気からずっとおじさん猫だと思っただなんて言えない。2016/05/16
姫ママ=^・ω・^=
3
絵本ナビの全ページためし読みにて。え?これは幼児向けの絵本と違う!? 何この壮大な世界観のファンタジー・・・・・・長編アニメを見終えた時のような読後感でした♪ これは図書館で借りて娘に読ませたいな♪2019/07/28
えろこ
2
おお、これは壮大にして幻想的な世界観。キャラクターの造形も、ちょっとした脇役まで凝っていて、眺めていて飽きない感じです。それ故に、主人公のシンプルな造形が引き立てられているのかな。2015/07/26
timeturner
2
長編アニメのダイジェスト?と思ってしまった。作者はアニメの美術監督だそうで、なるほど。しかし、絵本としては説明不足&文章がそっけなさすぎる。2015/01/29
姫ママ=^・ω・^=
1
娘読了本2019/08/02