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内容説明
村では食べものがたりないというのに、寺からきこえてきたのは、ぺったんぺったん「な、なんだ?もちっこ、ついてる?米か?米が寺のなかに!?」あやしい寺とおしょうさんの正体は…
著者等紹介
高田桂子[タカダケイコ]
1945年広島県生まれ。産経児童出版文化賞推薦、路傍の石文学賞などを受賞
杉浦範茂[スギウラハンモ]
1931年愛知県生まれ。小学館絵画賞、絵本にっぽん大賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
7
村の貧困とは別世界の山寺では何が行われていたのでしょうか? 村の子どもたちを預かり入れて、不思議な女の子を引き入れて、何をしているのか村人たちには何も解りません。 村人たちは疑心暗鬼ですが、私にも展開の早さに、とらえどころのない物語ではありました。 それでも夢から覚めたような読後感は、味わいが残っていて不思議。 和尚さまは、決して村人たちを騙して、一人裕福に暮らしていたわけではないのでした。2015/11/16
香音(かのん)
2
同じ図書館で働く大先輩司書さんに薦められて読んでみた。やっぱりこの言葉のリズムに、身体が不思議な感覚に捉われて、クセになる。どれもが軽くゾクリとするが、くすのきじいさんの優しい語り口で、読後感はホッ。2016/05/10