内容説明
「三つの里(スリー・カウンティーズ)」―それは、はるかかなたにある、忘れられた土地。そこには、妖精、ギブリンたちが、冷酷な独裁者マルシバー卿の迫害をのがれ、平和にくらしている。ギブリンたちの、ただひとつのなやみの種は、欲ばりでらんぼうもののウルグたちだった。ある日、ギブリンの少年マフィンと、いとこのブラシカは「くらがり森」で、ふしぎなおじいさんにであった。その「森の白ひげ」が、ふたりにみせたのは、なんと「金貨製造機」だった!妖精、マフィン・ピグドゥームの、心おどる冒険、第2弾。
著者等紹介
ウォーレン,ポール[Warren,Paul]
グラフィックデザインを専攻し、一時期プロのロックミュージシャンでもあった異色の経歴の持ち主。その後、夜間は電話交換局の仕事をし、昼間はイラストや文章の執筆にいそしむという生活の末、絵本作家としてデビュー。主な作品に、本シリーズの舞台である「Three Counties」の歴史・風俗・地理などを詳細に解説した『Caleb Beldragon’s Chronicle of The Three Counties』、シリーズの主人公マフィンの冒険を描く1巻目である「マフィンと金庫番」(文渓堂)、『Muffin and The Mouth of Doom』『Muffin and The Yarli』などがある
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