桜物語

桜物語

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784894232495
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

69
教え子たちを戦地へ送り出した後悔の念から、慰霊のための新種の桜に取り組む高岡正明氏。苦労の末に咲いた「陽光」は平和を謳う。たちようこさんの銅版画の静かな佇まいが美しい。2021/03/22

ままこ

60
美しい表紙に惹かれて手に取ったら、実話を元にした話だった。教え子を戦争に送りだし戦死させたことを後悔し、彼らのために新しい桜を作り出した青年学校の元先生のお話。紆余曲折、交配を繰り返し25年もの歳月をかけてついに作り出された『陽光』。家族の支えもあってのことだった。「桜の花で、平和運動を続けたい」ローマ法王に届け、世界中の桜の名所にもおくられている。桜の花が満開の季節、改めて平和の大切さを感じた。たち ようこさんの叙情的な水彩の銅版画が美しい。2025/04/04

ヒラP@ehon.gohon

17
陽光桜という桜の新種が生まれるまでの実話絵本です。教員だった高岡正明さんが、戦地に送ってしまった教え子たちの供養のためにと新種の桜を作り出すまでの執念に鬼気迫るものを感じました。 絵は、そんな高岡さんを追悼するイメージでしょうか。2024/04/25

ぱせり

8
南の島の桜を日本に連れてくることはまるでその海に散った人を連れ帰るよう。「陽光」という名前の桜になって。タイワンザクラの海に眠る人々が、孫・ひ孫の代のわたしたちを見守ってくれているにちがいない。来る春ごとに花開き、続く命を喜んでくれているに違いない。 2011/04/06

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

6
ノンフィクション。お国のために、と生徒を送り出してしまった後悔から、桜の新しい品種を作り出した高岡正明さんのおはなし。2019/06/04

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