内容説明
戦前、戦中、そして戦後、激動の時代を通じ、一貫して「真の剣の道」を追求し続けてきた「抜刀道の生みの親」中村泰三郎宗家が数々の生死をかけた体験の中からつかみとった真髄の総て。
目次
特別記 相沢三郎中佐事件と三島由紀夫事件が示す刀法上の誤り
百錬自得、真剣刀法実例記
真の剣の道としての抜刀道
日本刀と真剣斬りの心得
鍛錬棒の使用
真剣斬りの基本と応用
戸山流(刀法型)
中村流(刀法型)
中村流組太刀(形)
中村流抜刀道「刀対槍」組太刀(形)
日本刀に対する知識と心構え
鶴見至誠館道場そして林崎居合神社再建
遙かなり剣の道
飛躍しつづける武道、中村流抜刀道
著者等紹介
中村泰三郎[ナカムラタイザブロウ]
明治45年(1912)山形県上山市に生まれる。少年時代より武道の道を志し、戦時中は、旧陸軍戸山学校にて各種武道を修めるほか、軍隊の特別剣術教官として活躍。戦後は、中村流抜刀道を創始し、初代宗家となる。抜刀道十段
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感想・レビュー
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双己―漫画以外
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最寄りの図書館に居合関係の本がなかったので近そうな本ということでこれ。居合やるなら抜刀道、剣道やるなら抜刀道、抜刀道なくしてどちらも真髄には達し得ない、みたいな論調。ていうか居合道と剣道を下に見てるきらいが若干あるようなw 一部文法が気になるのは編集仕事しろってカンジだけど、前半で「日本刀は使い方を誤るとすぐ折れたり曲がったり刃毀れしたりする」とさんざ言っておいて後半では「日本刀は折れず曲がらず」とか言い出してなにごとかと思うなど。しかし同じことを繰り返し書いてあるのは覚えやすいっちゃ覚えやすい、か。2014/01/07
いちはじめ
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中村流抜刀道の創始者の本。軍隊経験のある明治生まれの人だけに、思想的にはちょっとあれだが、写真入りで抜刀道について説明してあるので買う。2006/01/31
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