内容説明
膨大な歌のコレクションから専門家の研究書とは異なる視点で書き下す、大津絵節にはじまる驚くべき歌謡論考。その感性は、みずみずしくユニークでただただ面白い。
目次
第1部 大津絵面白話(梅川忠兵衛;火消しの女房―歌が変わる;地獄の開化;楽しみも苦しみも―大津絵と大津絵節;稲荷祭 ほか)
第2部 歌謡面白話(民謡;流行歌;社会派の歌;学生・少年の歌;海外の歌)
私の漢詩・私の短歌
著者等紹介
渡邊三省[ワタナベサンセイ]
明治39年(1906)新潟県小千谷市に生る。専修大学経済学部に学ぶ。岩沢村長その他地方自治関係の種々なる公職に就く。ワタナベ英語塾を開き、35年間授業を継続する。昭和61年地域文化功労者として政府より表彰される。平成6年勲六等単光旭日章に叙せられる。平成18年9月、総理大臣・県知事・市長より満百歳の賞状と賞品多数戴く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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