感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不在証明
8
いい加減くどいくらいに、どのお話でも、主人公は迷う。目的が分からなくなる。酒を飲んで、まぁ良いかとなる。しっかりしてくださいと忠告は不要なのだろう、危機感が無い、随分と楽しそうだ。夢の中を歩いている気がする、誰かの夢ではなく、自分の夢だ。見知らぬ人との会話の妙、独り言を真ん中から区切って、無理矢理会話に繋げているような呼吸具合。本当に他人だろうか自分だろうか。表題の『電気女』―最後のよく聞く科白も、とある状況下では、なかなかどうして、猥雑淫靡でエロティックに聞こえる。2016/08/14
みやぎ
2
読んだというか、途中で挫折した。改行が少なくて読みづらいし、回りくどい。2023/02/10